ナショナル坊や - 企業ゆるキャラ花盛りだった!

ナショナル坊や - 企業ゆるキャラ花盛りだった!

松下電器産業(現・パナソニック)の企業マスコット、「ナショナル坊や」です。1957年生まれですからもはや還暦を過ぎていらっしゃいますな。このままの姿で赤いちゃんちゃんこもなかなか似合いそうです。


企業ゆるキャラ花盛りだった!

そもそも「ナショナル」と聞いてもピンとこない若い人は多いんじゃないでしょうか。われわれオヤジ世代にとっては家電ブランドの代名詞みたいなもので、東芝や日立とならんで家電ビッグ・スリーを形成してました。三洋やシャープもがんばってましたが、販売店の多さやテレビでの露出の多さはナショナルが一番だったような印象があります。

今でこそいわゆる「ゆるキャラ」は地方自治体やNPOなど企業以外でも盛んに採用されていますが、昭和30~40年代には企業がブランドイメージアップのため競ってマスコット(当時は「ゆるキャラ」という表現はなかったですね)を使ってプロモーションしていましたね。

家電メーカーでは東芝の「光速エスパー」、日立の「ポンパ」、三洋は「レオ」、日本ビクターは「ニッパー」など1960年代を中心にマスコットは花盛り。系列の電器屋さんの店頭を飾っていたものでしたね。通学路では毎日どれかしら目にしてたのではないでしょうか。

意外にもソニーも「ソニー坊や」なるマスコットを持っていたのです。ソニーの前身である東京通信工業が10周年記念に作ったマスコットですが、生まれは1956年だとか。おや、するとナショナル坊やより一年前ですね。もしやマスコットまでマネシタのかな?

取材協力:「昭和レトロ商品博物館」様

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