IVY(アイビー)な町田青年とヴァンヂャケット

IVY(アイビー)な町田青年とヴァンヂャケット

今回ご紹介するコレクションは1960年代に一世を風靡したアイビールックを、日本に広めたパイオニアといえるファッションブランド「VAN Jacket(ヴァンヂャケット)」をご紹介しよう。コレを読んでるオヤジの中にも、きっとアイビーオヤジがいたはずw


ヴァンヂャケットと庶民文化研究所の町田忍所長

みゆき族、アイビーカット、そしてヴァンヂャケット…懐かしきアイビールック

当時を知るオヤジたちにしてみれば、今さら感があるかもしれないが…とりあえずアイビールックについて振り返ってみよう。

アイビールックとはアメリカ西海岸の名門私立大学の通称「Ivy League(アイビーリーグ)」の学生たちの間で広まっていたファッションのこと。アメリカ本土では1950年代から広まっていったらしい。
そして、それをヴァンヂャケットの創業者である石津謙介氏が、当時の雑誌「メンズクラブ」で紹介したことから日本でも爆発的な人気を獲得したのだ!

メンクラ誌面より

こちらは当時のメンクラの誌面。ご覧のように髪をビシッと七三分けにし、ボタンダウンシャツ、ブレザー、コットンパンツ、足元はローファーっていうのが定番のアイビールックだった。

ミノ:このころみんな同じような髪型してますよねw前川清みたいなwww

町田:アイビーカットっていって当時の流行だからね。僕もやってたからw


そう、町田青年も魅了したように、当時はホントに大人気!銀座みゆき通りにはアイビールックに身を包んだ若者があふれ、そんな若者たちのことを「みゆき族」と呼んでいたものである。アイビールックで銀ブラなんてステキすぎやしないか?(;´∀`)

そんなわけで、こんな流行を生み出した石津氏はアイビー勢からは神のようにあがめられ、もはやヴァンヂャケットの紙袋を持つことすらオシャレとされていたらしい(-_-;)

…現代でもショップ袋とか割と持ってるコ、多いし、昔からこういう文化ってあったんだな、そういえば(;´∀`)
さて、そんなわけでアイビー町田のコレクションを紹介していこうではないかw

アイビー町田コレクション

町田青年と思い出のヴァンヂャケット

こちらはヴァンヂャケットのステンカラーコート。なんとこちらは高校2年生(1966)のころに町田さんが実際に購入し、着用していたもの!それが現在もこれほどきれいに残るとは、恐るべしヴァンヂャケット…恐るべし町田忍…(゚A゚;)ゴクリ
ていうか、当時からスタイルが変わってないことが一番ビビるwww

ヴァンヂャケット
ヴァンヂャケット

マジでちょーいい仕立て…単なる流行り物ではなく上質な衣装…これは石津謙介氏、神ですわ…

ただ、やはりとてもお高いものだったらしく、町田さんは「靴下が850円(一足)だったんだよ」とおっしゃってましたw現代の我々なんて三足980円が普通だっていうのに…(´・ω・`)

とはいえ町田さんのスタンスとしては、実際に使っていたものを集めているわけで、服は着れば傷むものなわけで…そこで町田青年が思いついたのが、タグを保管すること。そうやってできあがったオリジナルバッグがこちらである。

タグでつくった鞄

VANとかJUNとかEDWINとか…往年のいろんなファッションブランドのタグがパッチワークされている。だけなんだけど、これ、めちゃくちゃオシャレじゃない?(゚A゚;)ゴクリ
ちなみに町田さんおすすめのタグはこちら。

ラコステ
FUKUZO

それがこちらのラコステとFUKUZO。なにが珍しいかっていうと、ラコステはヒッピー時代の町田さんが当時フランスで購入したものということ。FUKUZOのほうは今ではタツノオトシゴマークが有名だが、こちらはそのマークが誕生する前のものなんだとか…(゚A゚;)ゴクリ

ロゴひとつでこんな着目ポイントがあるとは、さすがは町田さんの持ち物…

タグコレクションを利用してつくられた「オリジナルジャケット」

最後に紹介するのはそんな町田さんのタグコレクションを利用して、息子さんのお知り合いのデザイナーに頼んだという特注ジャケット。言うなれば「庶民文化ジャケット」とでも言おうかw
先程のバッグのように、さまざまなタグがパッチワークされ、さらに細かい刺繍まで入っているではないか!いやいや、普通にオシャレだね(;´∀`)

裏地には手ぬぐい

そして、裏地はコレであるwなんとも庶民文化感がただよう手ぬぐいなどを利用したステキな裏地…やっぱり裏地にこだわるあたり、江戸っ子だねw
---------------------------------------------------------------------
ミノ:いやぁ、すごいオシャレだなぁ…。
今でもほしいよ、コレは!

IT:うん、これはホントにカッコいいよ!

ポン:ていうか、スタイル変わらないのすごい…(゚A゚;)ゴクリ
まさかファッションもできるとは…。

町田:ちなみにこんなのもあるよ?

ゼロハリ

ミノ:これ、ゼロハリですよね?

町田:そう。これと同じトランクで月の石運んだって知ってる?

ミノ:へー、そうなんですね。ちょっと中を拝見しても?
………?

月光仮面の衣装が

町田:あ、これ、月光仮面の衣装だ(;´∀`)

ミノ:なるほど…月の石を運んだトランクには月光仮面が入っていたと…www

月の石を運んだトランク「ゼロハリ」に月光仮面

関連する投稿


昭和 死語の世界 ~オー、モーレツ!~

昭和 死語の世界 ~オー、モーレツ!~

懐かしくてちょっと痛々しい…昭和に咲き誇り、今や死に絶えた言葉を紹介する「死語の世界」。今回はちょっぴり刺激的で、ちょっぴりセクシーな往年の名CMから生まれた死語「オー、モーレツ!」をご紹介!


デッキ型電気機関車 EF12形

デッキ型電気機関車 EF12形

昭和を感じる生活用品や、家電、建物など、庶民文化研究所所長 町田忍画伯が描くイラストコレクション「昭和レトロ画帖」。今回はなつかしき国鉄時代、貨物を引っ張っていたデッキ型電気機関車「EF12」をご紹介。


工事現場の危険をかわいくお知らせ!アニマルガード

工事現場の危険をかわいくお知らせ!アニマルガード

工事現場といえば、無骨な機械が並ぶ危険な場所。だが、近年その工事現場の区画を示すバリケードがやたらとかわいいことになっている。今回は、かわいいバリケード「アニマルガード」を、庶民文化研究所・町田忍さんのコレクションから紹介しよう。


役行者(えんのぎょうじゃ)

役行者(えんのぎょうじゃ)

昭和を感じる生活用品や、家電、建物など、庶民文化研究所所長 町田忍画伯が描くイラストコレクション「昭和レトロ画帖」。今回は修験道の開祖として信仰を集める「役行者像」をご紹介。


はんこ屋さんのはんこケース

はんこ屋さんのはんこケース

近年ではなにかとめんどくさがられがちなアイテム「はんこ」。時代の流れに押されて、街中ではんこ屋さんを見る機会も減ってきている。今回はそんな消えゆくはんこ屋さんの姿を庶民文化研究所所長・町田忍さんのコレクションで振り返る。


最新の投稿


昭和 死語の世界 ~モーレツ社員~

昭和 死語の世界 ~モーレツ社員~

懐かしくてちょっと痛々しい…昭和に咲き誇り、今や死に絶えた言葉を紹介する「死語の世界」。今回は昭和の勢いを思わせる「モーレツ社員」をご紹介。


【クルマニアックイズ】379本目

【クルマニアックイズ】379本目

あなたの車愛を試すガチンコ三択クイズ!今すぐチャレンジ!


【クルマニアックイズ】378本目

【クルマニアックイズ】378本目

あなたの車愛を試すガチンコ三択クイズ!今すぐチャレンジ!


ジープ | 三菱 - 米ウィリス社のノックダウン生産から始まった

ジープ | 三菱 - 米ウィリス社のノックダウン生産から始まった

三菱のジープは米ウィリス社のジープを警察予備隊向けにノックダウン生産したことから始まったんだ。


【クルマニアックイズ】377本目

【クルマニアックイズ】377本目

あなたの車愛を試すガチンコ三択クイズ!今すぐチャレンジ!